【買いたい方】①不動産購入で失敗しない為に伝えたい7つのこと(取引の流れ編)

私は不動産業界に20年以上おります。性格は小心者です。リスクと揉め事が大嫌いです。

クラウドソーシングにて、不動産取引でお悩みの皆様の相談に応じております。

相談の多くは、不動産業者からの情報提供が不足(わかりにくい)しているために不信感が募り、どうしたら良いか困っておられるというのが多いように感じました。

●わからない事がわからない

●疑問点があっても解決されない

●説明されてはいるが意味が解らない

●なのに契約を急かされてしまう

●このまま進めていいのだろうか・・・?

この記事を通してわかりにくい不動産の情報を、皆様に少しでも提供ができたらいいな、と思っております。

不動産を売りたい方はこちらをご覧ください。



私が皆様にお伝えしたいのは以下の7つのことです。

1.不動産取引全体の流れを把握しましょう

2.不動産の問題点を正確に把握しましょう

3.不動産取引に必要な総額を把握しましょう

4.資金調達の方法を把握しましょう

5.購入後のランニングコストを把握しましょう

6.不動産取引の一般的な契約内容を把握しましょう

7.皆様が保護されるための制度を把握しましょう


今回は

1.不動産取引全体の流れを把握しましょう

について、細かく説明いたします。


1. 不動産取引全体の流れについて

不動産取引は慣習等で、契約から決済まで1か月で行うルールが存在する場合があります。一見長いようですが様々な手続きがあり、ゆとりはありません。予め流れを把握しておけば慌てなくてもよくなります。慌てることがなくなれば、冷静な判断ができます。大事なことを慌てて決めざるをえないような進め方は、失敗に繋がります。

住宅ローンを利用した場合の一般的な流れは以下の通りです。


【契約前~契約まで】

① 問い合わせをする

② 実際に物件を見る

③ 購入申込をする(気に入った場合)

④ リフォームorオプション工事の打合せと見積りの受領

⑤ 住宅ローンの事前審査申込み

⑥ 住宅ローンの事前審査承認


【契約後から引渡しまで】

⑦ 売買契約の締結

⑧ 住宅ローンの本申込み

⑨ 住宅ローンの承認

⑩ 賃貸住宅の解約手続き

⑪ 新築の場合は建物検査

⑫ 住民票移動(※厳密には違法)

⑬ 銀行と金銭消費貸借契約の締結

⑭ 登記の準備

⑮ 決済・引渡し


【引渡し後】

⑯ 賃貸住宅の退去手続

⑰ ガスを使う場合は開栓立会

⑱ 引越し

⑲ 不動産取得税の手続き

⑳ 確定申告

このような流れになります。注意点としては、

・住宅ローンを利用しないのであれば、⑤⑥⑧⑨⑬が不要です。

・賃貸住宅にお住まいでなければ⑩⑯は不要です。

・銀行等の手続きや役所関係の手続きは、原則、平日の稼働時間中に行う必要がありますので、有給休暇をとるなど勤務先などと事前の調整が必要です。

・市を跨いで引越しをご予定の場合、印鑑登録がネックになる事があります。同居のご家族でもその場ではできません。本人の登録でないと手続きが複雑になりますのでご注意ください。

次回は

2.不動産の問題点を正確に把握しましょう

について、細かく説明いたします。

ご覧いただき、誠にありがとうございました。

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