【売りたい方】⑦不動産売却で失敗しない為に伝えたい7つこと

このブログをご覧いただきありがとうございます。

全7回シリーズの最終回です。


前回のおさらいはこちらです。

6.一般的な契約内容について


私が皆様にお伝えしたいのは以下の7つのことです。

1.不動産売却の流れを把握しましょう

2.不動産の売却価格を決めましょう

3.適切な不動産会社を選びましょう

4.媒介契約の種類による違い

5.取引に必要な費用について把握しましょう

6.一般的な契約内容について

7.引渡し後の責任について


今回は、

7.引渡し後の責任について

について、細かく説明いたします。


7.引渡し後の責任について

契約不適合責任を負担する場合は、その約定期間、民法上の責任を負います。買主からの要望については真摯に対応することで問題解決がスムーズに運びます。トラブルが多いのはボイラー関係で、


「売主が退去までは使えたが、買主が入居の時は使えなかった」


という事例もあります。特に冬季は、売主が退去時に電気のブレーカーを下すことでボイラー内部の水分が凍結して膨張し、部品を破損させることがあります。売主は退去の時、ガス会社の閉栓手続きとともに、ボイラー内の水抜きも依頼しておきましょう。エコキュート等電気温水器の場合は、売主が取扱説明書を見て自分で作業をしなければなりません。

引渡し後のクレーム対応は、引渡し前に対応するより大変です。

買主の不満も高くなります。

売主の引渡し後の対応を軽減させるには、契約前の「告知」が非常に大事です。

「告知」については前回に記載しています。

たとえ不具合があっても、契約前に買主に状況を伝え、買主が了承して契約を締結するのであれば、責任問題になりません。

お互い気持ちよく取引を行うためにも、販売を開始する前に物件のチェックをしておくことをお勧めいたします。

また、引渡しの際、荒れた状態の物件をお渡ししては、買主の不満が高まります。

逆に専門業者のクリーニング+床ワックスを施して渡せば、買主の満足に繋がりクレームの軽減につながります。費用はかかりますが後のことを思えはおすすめです。

クリーニングは、⑤の売却時の費用でも説明しています。


不動産売却を成功させるには、これら7つのことを意識していただくと、大きな失敗はないと思います。皆様がこれまで大事にしてこられた不動産ですから、良い取引になるように頑張ってください。

安全に不動産取引をするには、知識があると安心です。良い取引の実現に、セカンドオピニオン(第二の意見)の制度があったら良いなと思いました。

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